センター概要

センターの内容・ミッション

全く新しい産業の創出に貢献することを目指して

光を利用した生命現象の解析は、2008年のノーベル賞につながった「光観察」に加えて、最近では脳研究に革命をもたらしている Optogenetics (光遺伝学)など「光操作」技術が大きな注目を集めている萌芽的な学問分野です。

本センターは、光が関わる生命現象を工学として解析することにより、全く新しい産業の創出に貢献することを目指します。このため、光の本質や光励起現象を正しく理解し、新しい材料を生物からあるいは生物に範を得て創製するとともに、光を利用した医療分野への展開を行います。

例えば、光駆動イオンポンプである膜タンパク質・ロドプシンは光遺伝学の重要なツールとして使われていますが、ツール開発にはさらなる大きな可能性が秘められています。本センターは3つの部門が連携して研究を推進するとともに、学外との異分野融合も積極的に進めます。





組織

名古屋工業大学 オプトバイオテクノロジー研究センター 各部門


将来構想・期待される成果

  1. 工学の立場から、将来の生命科学・材料科学に必須となる研究ツールを開発することで、医療分野などに貢献します。
  2. 基礎研究を伸ばすことで応用へもつながる「光といのち」の研究を先導し、新しい学問領域を創成します。
  3. 国内外の研究機関と連携し、「光といのち」の研究に関わる世界拠点を形成します。
  4. 名古屋工業大学から世界のリーダーとなる人材を輩出します。












「光といのち」の研究例
「光といのち」研究の世界拠点形成



名古屋工業大学 オプトバイオテクノロジー研究センター 交流体制